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作:ヤスミナ・レザ/訳:阿部崇、宮川知子/演出:天願大介 出演:鰐淵晴子、毬谷友子、月船さらら、中嶋しゅう、村上淳 ベニサンピット 2007年10月28日(日)14時開演 指定席 7,000円 えんぺ読んでたら見たくなって。と、『薔薇の花束の秘密』と同じパターン。もうメンバーになっちゃうか? ハズレないもんね? 何より空間がいいもんね。トイレはちょっと寂しいが。 年齢層もちょっと高めで落ち着いた雰囲気。東京の、大人の、芝居好きの場所、という感じ。N.Y.、LONDON、TOKYO、みたいな(N.Y.行ったことないけど)。 楽日なのでほぼ満席。気づいたのは渡辺えり、朝倉摂、岡本健一。 入り口を入ると正面に客席がどーん。うわ、いきなりここ舞台? すごい、作り変えた? と一瞬思ったが、舞台の位置は変わってないのか。入り口がいつもより手前の扉を使ってるのか。奥へ入って、「あ、いつもの廊下だ〜」と(そして「いつものトイレがこんな近くに」と)。 客席最前列と同じフラットな舞台。受付のある、三段ほど上がった場所もアクティングスペースの一部。椅子やベンチやテーブルが端に並べてある。工事現場のような骨組みのランプに、アンティーク風のガラスのランプに、受付上のシャンデリアに……全部調光卓で操作できるように仕込んであるんだよな……と思うと笑える、っつーかすごい。 面白いステージだけど、逃げ場がない(上演を邪魔することなく外へ出る手段がなさそう)のがちょっとプレッシャー。上演中は後方のドアを使ってと言ってたけど、実際問題としてそれも厳しいだろう。前の列の椅子の背もたれと、段の間に落ちないように、と思うくらいの客席間の狭さだし。健康でないと見られない(笑)。 上演前に入り口に貼ってある劇評を読む。ややこしそう。演出家は今村昌平の息子で、映画監督や脚本をやっているらしい。ああ、見てないけど見ます、原作好きだから、『暗いところで待ち合わせ』、レンタル旧作になったら。 日本人の役者がいて、彼らが演じるのは フランスの役者たちで(フランス人の戯曲だからか)、彼らが演じるのが 「スペインの芝居」で、登場人物は母と、二人の娘(二人とも女優)と、母の恋人と、姉娘の夫、そして姉の女優が演じるのが 「ブルガリアの芝居」のピアノ教師。 ……ややこしい。 大部分は「スペインの芝居」パートなので、そんなにややこしいわけでもない、かな。途中に「フランスの役者たち」の独白が入るので、「スペインの芝居」の家族の風景も「虚構なんだなぁ」と思う。どんな芝居でも虚構なんだけど、より思う。「この衣装、気にいらね」と思いながら演じているのかな、と思う。喧嘩してるけど、実際は協力して芝居を作っているんだよなぁ、と思う。 考えてみたら、普通の芝居だってそうなんだけど。「虚構につかります!」という気分で見てるからあまり意識してないような。 これって異化効果か?(笑) つづく……(たぶん)。 |
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